国内バイナリーオプションとの出会い
今をさかのぼること12年前、勤めていた金融機関を退職して暇だったとき、ある金融専門誌から英文記事の翻訳を頼まれました。思えば、それが国内バイナリーオプションとの出合いでした。この専門誌には、あちらこちらに「為替証拠金取引」という文字が躍っていました。
この頃の国内バイナリーオプション会社の「為替証拠金取引」の広告には、とくに、スワップ金利の素晴らしさがアピールされていました。加えて、外貨預金と比較して、いかに資金効率やコスト面で有利かということも説明されていました。当時はまだ国内バイナリーオプションと呼称されてはいませんでした。証拠金取引という名称がなんだか怪しい感じ、なんて最初は思っていました。
しかし、常に為替証拠金取引の広告や記事が掲載されているものですから、ちょっと調べてみようかなという気持ちになったのです。私は証券会社で仕事をしていたので、株の知識はあるけれど、為替の知識は円高とか円安程度しかありませんでした。ただ、外貨預金はかなり早くからやっていました。この頃は外貨預金といえば、だいたい米ドル。他の通貨に投資するなんて、国内バイナリーオプションを知るまで考えもしませんでした。
株には信用取引というものがありますが、なぜ外貨預金では買いしかできないのか、ずっと不思議に思っていました。外貨建てMMF、外国投信、外債など外貨投資と言われているものは全てが買いからしか入れません。これらの投資は購入したときよりも円安になって利か乗っていたら売却できるけれど、円高にいってしまったら円安になるまで放置して置くしか方法がないのです。
その点、国内バイナリーオプションは、売りからも入れるし、銀行の為替手数料と比較したら、はるかに安いコストで為替取引ができるのです。国内バイナリーオプションの取引ルールは、国内バイナリーオプション業者の比較ランキング王に詳しく書かれています。