謎に包まれた為替介入の種類

為替介入の種類について

為替介入の種類とは

政府・日銀により行われる為替介入。ここでは介入についておさらいしてみたいと思います。“市場介入”とは通貨当局が外国為替市場において、外国為替相場に影響を与えることを目的に外国為替の売買を行なうことを言います。またの名を「外国為替平衡操作」とも呼ばれ、日本では財務大臣の権限において実施されます。

 

一言で「市場介入!」といっても様々な種類があるのをご存知でしょうか?

 

単独介入

政府・日銀が東京市場において、自ら市場に参加して介入を実施することです。

 

協調介入

複数の通貨当局が協議の上、各通貨当局の資金を用いて同時ないし断続的に介入を実施することです。

 

委託介入

介入は普通、東京市場で行なわれますが、東京が為替取引の中心でない時間帯(午後5時~午前8時辺り)に介入する必要が生じるケースもあります。こうしたときに介入する市場を監督する国の通貨当局に実施を委託することです。

 

逆委託介入

海外の通貨当局が東京の取引時間帯に介入の必要性を判断したときに、海外の通貨当局からの要請に基づいて日銀が海外通貨当局に代わって介入を実施することです。

 

介入に必要な資金は、政府の「外国為替資金特別会計(外貨準備高)」が使われています。例えば、ドル売り・円買い介入の場合、外貨準備高の保有するドルを売却します。反対に円売り・ドル買い介入の場合は「政府短期証券(FB)」を発行して調達した円資金を売却し、ドルを買い入れます。こうして調達した円資金を売却して得たドルは外貨準備高に積み上げられます。

 

フランスのカンヌではG20首脳会議が行われましたが、野田首相は「投機的な動きで円高が進んでおり、景気を下振れさせるリスクになっている」と述べ、介入への理解を求めたそうですが、各国から特に言及はなしでした。まだまだ介入に対する警戒感が続き、目の話せない状況ですね。

 


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